<脱北者集団亡命>上海経て超スピード亡命…朝中関係さらに悪化予告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.13 16:05
中国浙江省寧波の柳京食堂の北朝鮮従業員の亡命過程は異例的だった。専門家たちはこれを「中国の黙認のもとに行われた超スピード亡命であり、中国の冷え込んだ対北朝鮮基調を端的に示す事例」と特徴づけた。特に中国が「大陸の関門」とされる上海を脱北ルートとして容認したという点で、今後の朝中関係変化の信号弾とみることもできると展望した。
12日、情報当局出身の対北朝鮮消息筋が伝えた亡命経路は「中国寧波→上海→東南アジアA国→韓国」だ。寧波から上海までの距離は約210キロで車で移動すれば2時間程度かかる。この消息筋は「6日未明に中国寧波を抜け出して7日に韓国に入ってくる1泊2日の旅程は『ノンストップ』で進められた」として「これは第3国(A国)の全面的な水面下での支援のほかにも中国当局の協力もしくは黙認がなかったら不可能なこと」と話した。