韓米同盟の3大軸を揺さぶるトランプ氏「朝日戦争が発生しても不介入」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.04 14:31
外交部は韓米同盟の3大軸を▼安保分野の韓米相互防衛条約▼経済分野の韓米自由貿易協定(FTA)▼エネルギー分野の韓米原子力協定を挙げる。
トランプ氏の在韓米軍撤収主張は1954年に発効した韓米相互防衛条約で「相互の合意の下、米陸・海・空軍を韓国領土および付近に配置する」(第4条)という内容に背く。トランプ氏が米国の核の傘に入るなというのは「どちらか一方が脅威を受ける場合、阻止のために適切な手段を持続・強化する」(第2条)と衝突する。また難航の末に2020年代半ばに決定した戦作権転換時期も再議論しなければならない。それだけではない。韓国が核武装をする瞬間、米国が提供する核物質を平和的に利用することを前提に昨年4月に改定した原子力協定も破棄される。