韓国の玩具メーカー、日本企業が掌握する韓国市場の構図塗り替える(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.04 14:01
「韓国の玩具市場規模が小さいため業界では製品の研究開発や革新をためらいます。しかし海外の人気製品を国内に持ってくるばかりで自分たちだけのコンテンツがなければトレンドを主導できません」。
昨年変身ロボット玩具の「ターニングメカード」で国産玩具ブームを起こした玩具メーカー孫悟空の崔信奎(チェ・シンギュ)会長(60)と最近ソウル・九老(クロ)のチョイロッックコンテンツファクトリーで会った。孫悟空本社近くにあるチョイロックは崔会長が玩具の企画開発のために設立した個人会社だ。
ターニングメカードは2014年まで日本玩具「妖怪ウォッチ」「パワーレンジャー」などが掌握した約1兆ウォン規模の国内市場の地図を塗り替えた。韓国最大の玩具専門販売店のロッテマートトイザラスの昨年の売り上げ上位20品目のうち15品目が孫悟空の製品だった。変身ロボット玩具であるターニングメカード13種、ハローカーボット2種だ。