韓経:【コラム】不況突破する中小企業のDNA=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.01 13:27
京畿道華城(キョンギド・ファソン)にあるバテックは昨年の売り上げ2173億ウォン(連結基準)で409億ウォンの営業利益をおさめた。不況にもかかわらず売り上げは前年に比べ11.6%、営業利益は29.5%増えたのだ。バテック近隣にあるウジュエレクトロニクスは昨年の売り上げ1838億ウォンで141億ウォンの営業利益を出した。この会社の営業利益も36.9%増加した。
国内外の景気停滞の余波で工場稼動率が下がり採算性が悪化しているという便りが相次いでいる。経営難に耐えられず極端な選択まで広がる。だが成長街道を走る企業もあちこちにあらわれている。忠清北道(チュンチョンブクド)の梧倉邑(オチャンウプ)に本社を置くバイオ製薬企業メディトックスの経営成績は驚くべきほどだ。昨年の売り上げ885億ウォンで営業利益は517億ウォンに達した。売り上げ対比の営業利益率が60%に迫る。