「ジカ熱、蚊・性行為で感染…MERSのように広がる憂慮なし」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.23 10:20
妊婦が感染すれば小頭症の新生児を産む恐れがあるジカウイルスが韓国にも上陸した。疾病管理本部は22日、全羅南道光陽市(チョンラナムド・クァンヤンシ)に住む会社員男性Lさん(43)が、国内初の感染患者として確認されたと発表した。
ジカウイルス感染症は「4群法定感染病」に指定されている。昨年流行した中東呼吸器症候群(MERS)とは違い、空気中で感染する呼吸器疾患ではない。ただし性的接触や輸血などを通した感染は可能だ。疾病管理本部は現在Lさんの妻ら周辺の家族に対する疫学調査を行っている。