スタートアップキャンパスとして生まれ変わる韓国・板橋
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.03.20 10:05
「2020年3月20日午後10時。板橋(パンギョ)テクノバレースタートアップキャンパス1階のネットワーキングカフェに300人余りが集まった。スタートアップ企業と大企業、ベンチャーキャピタル関係者らだ。決まった席はなく片手にコーヒーやビールを持ち自由にアイデアと技術について話す。キャンパスに1カ月前から入居した新入りスタートアップ創業者も2階で夜遅くまで勤務した後に降りてきて合流する。1日前に5000億ウォンで大企業に売却された8階の入居企業が話題だ。彼らは世界的ベンチャーキャピタル関係者から8階の企業が大成功した理由を聞く」。
造成から10年で韓国を代表するベンチャークラスターに成長した京畿道城南(キョンギド・ソンナム)にある板橋テクノバレーの5年後の姿は多分このようになるだろう。現在は大企業と既存のIT・BT企業で構成されているが、5年後には若いスタートアップ創業者が多く集まる進化したベンチャー生態系に変わるという話だ。来週開設される京畿科学技術振興院のスタートアップキャンパスと来年末に完工する第2板橋テクノバレーがその変化を主導する予定だ。