韓国国防部「北のミサイル発射は金正恩の指示履行レベル」…5回目の核実験の可能性も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.18 14:47
韓国軍当局は北朝鮮の18日の弾道ミサイル発射に関し、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が最近指示した「核・ミサイル発射実験断行」の履行レベルとして分析していると、国防部当局者は伝えた。また「北の5回目の核実験の可能性もあり、鋭意注視している」とも述べた。
この当局者は「金正恩は11日、『新しく研究製作した核弾頭の威力判定のための核爆発試験と核攻撃能力を高めるための必要な試験を継続するべき』『地上と空中、海上、水中の任意の空間でも敵に核攻撃を加えられるように準備するべき』という指示をした」とし「15日にも『核攻撃能力の信頼性をさらに高めるために近日中に核弾頭爆発試験と弾道ロケット発射を断行すべきだ』とも述べた」と説明した。続いて「核能力高度化のための試験発射を急いでいると軍は見ている」とし「相次ぐ(ミサイル)発射と脅迫を考えると、わが軍は北の核ミサイル開発の進展事項を重く認識している」と話した。軍は北朝鮮の相次ぐミサイル発射を国連安保理決議に対する正面からの挑戦であり、韓半島(朝鮮半島)と国際社会の平和と安全に対する重大な脅威と規定した。