【社説】過去最高の青年失業率…政府の無能が問題だ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.17 10:00
統計庁が昨日発表した雇用動向によると、2月の青年失業率は12.5%と、失業者基準を求職期間4週間と定めた1999年6月以降、最高値となった。雇用統計で青年は15-29歳を意味する。このうち10代は大多数が学生であるため、失業率は20代の問題ということだ。
青年は社会に出て仕事に就き、人生の花を咲かせていく時期の世代だ。しかし青年層56万人は失業状態にある。アルバイト一つでも雇用公告が出てから数時間も経たないうちに10人ほどが志願する。「スペック」と呼ばれる履歴書を見ると、ほとんどが4年制大学の卒業者だ。5万ウォン(約5000円)の一日だけのアルバイトも10倍の競争率を勝ち抜いてこそ機会をつかめるのが大韓民国の現実だ。