中国「国際海洋司法センターを設立」…操業紛争多い韓国が注目
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.15 08:58
2014年9月24日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)北方海域で操業中だった中国漁船「ミンシャウィ01971号」がパナマ貨物船と衝突した。ちょうど近隣を巡察中だった中国東海艦隊所属「福州艦」が事故現場に到着し、沈没中だった漁船から船員10人を無事救出した。中国はこの事件を福建省廈門海洋法院に配分し、合意を引き出した。
中国は今後、国際海洋司法センターを設立し、ミンシャウィ号事件のように管轄海域で発生した国際海洋紛争を処理する方針だ。これは中国が国連傘下の国際海洋法裁判所に対応する機構を設立し、自国の海洋権益を守るという趣旨と解釈される。