日米、北核議論で南シナ海に言及…韓国に選択圧力(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.18 08:07
北朝鮮の4回目の核実験以降、政府は対北朝鮮圧力のための国際協調に外交力を集中しているが、米中間の対立で韓国外交が頭を悩ませている。悩みは16日に東京で開かれた韓日米外務次官級協議でも表れた。北朝鮮への制裁のほか、南シナ海の問題が浮上したからだ。これは政府が直接介入を避けて「国際規範を通じた平和的解決」という原則論だけを主張してきた問題だ。
16日夜、外務省飯倉公館の記者会見場には林聖男(イム・ソンナム)外交部第1次官、トニー・ブリンケン米国務副長官、斎木昭隆外務事務次官が並んで立った。韓日米外務次官級協議を終えた3人は「『徹底的かつ包括的な対応』を通じて実質的な対北朝鮮制裁措置を至急に取るべき」と声を一つにして中国の参加を促した。