韓経:【取材手帳】日本の記者団を歓待したIBM
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.02 11:49
最近、米国ラスベガスで開かれた「IBM InterConnect 2016」にはIBMの海外支社および取引会社から2万5000人余りが参加した。人工知能(AI)やビッグデータをクラウドでどのように実現するかを提示した場だった。記者たちの取材競争も熱かった。主宰側の招待で行事を取材した各国の主要メディア記者だけで100人余りに達した。このうち最も目を引いたのは日本の記者団だった。合計10人以上の記者が現場の隅々を取材していた。
IBM側は日本の記者団に同時通訳サービスまで提供するほど注意深く配慮した。IBMにおいて日本の事業比重がどれほど大きいか容易に察することができた。日本IBMの昨年の売上は約9000億円。IBM全体の売上(817億ドル)の10%程度で、海外では最も高い比率という。IBMは最近、15四半期連続でマイナス成長を記録しているが日本IBMは3年連続で売上が増加した。日本IBM代表のポール与那嶺氏はバージニア・ロメッティ会長にいつも直接報告するほど地位が高いという声も聞こえる。