韓経:【コラム】マイナス金利、道徳性を破壊する=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.23 15:10
利子は我が国でも常に苛酷だった。中世朝鮮の利子と地代は十分に搾取的だった。元金の3分の2に迫っていた時期もあった。100%を超えられないという規定があったことから推測するに、それ以上も多かったのだろう。農村の利率の長期変動というテーマで朝鮮末期の利率変動を追跡した論文(キム・ジェホ、パク・キジュ:数量経済史から改めて見た朝鮮末期、イ・ヨンフン編著)によれば、民間の扶助組織である「契」でさえ50%の利子を受けとっていた。普通は月5%の利子だった。法廷限度は年20%だったが守られなかった。特に朝鮮末期の開港場で日本人による貸し付けは月10%を超えたこともあった(ソ・ギルス1987.前出論文から再引用)。
前産業社会で貸付利子はあまりにも高く、金融業というよりも身分制を維持するための装置だったという疑いを持つほどだ。中世経済で高利貸しというものは明らかにシャイロックの1ポンドの肉より重かった。債務者はほとんど必然的に人身の拘束、すなわち奴隷に落ちるほかはない。反逆を図ったり高利貸しを使ったりするのは奴隷になる最も近い道だっただろう。今まさにその利子が史上初めでマイナスに落ちている。あまりにも高い利子はさぞかし搾取的だろうが、あまりにも低い利子あるいはマイナス利子はどのように解釈されるべきなのか。