<平昌五輪まであと2年>無表情の下に秘めた熱い夢…ショートトラックのチェ・ミンジョン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.10 14:47
2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)が2年後に迫った。国内で開催される五輪で韓国の最も確実な金メダル候補は女子ショートトラックのエース、チェ・ミンジョン(18)だ。昨年のショートトラック世界選手権で優勝した彼女は「氷の女王」と呼ばれている。感情が表れない無表情な顔で相手選手を抜く姿からだ。競技場の外でもチェ・ミンジョンは感情をあまり表わさない。最近、泰陵(テルン)選手村でインタビューをした時もそうだった。分厚いフレームの眼鏡をかけて表情を変えずに淡々と平昌五輪への覚悟を語った。
ショートトラックは韓国が冬季五輪で最も多くの金メダルを獲得する種目だ。2014ソチ五輪まで韓国が獲得した26個の冬季五輪金メダルのうち21個がショートトラックで生まれた。2年後の平昌五輪でも韓国はショートトラックに大きな期待をかける。特にチェ・ミンジョン-シム・ソクヒ(19、セファ女子校)の2人が率いる韓国女子代表は金メダルが最も有力と評価されている。チェ・ミンジョンは7日、独ドレスデンで開催されたワールドカップ(W杯)第5戦の1500メートルで優勝し、第1回の1000メートルを含めてW杯5大会連続で金メダルを獲得した。