花札に込められた韓日中文化(3)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.09 16:17
◆花札の人と動物=花札に人が登場するのは12月(日本の花札では11月)だけだ。日本の3大書家の一人、小野道風(894-966年)だ。もともと日本の花札の山賊がこの人物に変わった。小野道風は蛙が柳に上がるために限りなく努力するのを見て「努力の重要性を悟った」という「小野道風の説話」を残した主人公だ。
小野道風に変わりながら、夏に見ることができる蛙と燕が12月に登場する。そのほかにも花札には6月に蝶、7月に猪、10月に鹿が出てくる。猪と鹿は日本の狩猟風習が反映された。しかし鹿は十長生の一つで、韓日中すべてに馴染みがある。韓国でも以前は10月に牡鹿が牝鹿を求める鳴き声を聞くことができた。