花札に込められた韓日中文化(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.09 16:16
◆花札の植物=花札で人々が最も大事にするのが「桐」だ。光と双皮1枚、皮2枚で構成された桐は捨てるものがないからだ。桐の「ドウ」を強く発音して「トン」と呼ばれるようになった。
韓国の花札には8月を除いた残りの月にすべて植物が登場する。日本の花札の8月には芒(すすき)がある。
1月から10月まではほとんど季節と似ている。1月松、2月梅、3月桜、4月黒萩(韓国)・藤(日本)、5月蘭(韓国)・菖蒲(あやめ、日本)、6月牡丹、7月紅萩(韓国)・萩(日本)、8月芒(すすき、日本)、9月菊、10月紅葉、11月柳、12月桐だ。これらの木は韓国でもよく見ることができるが、ほとんどが日本の自然生態および歳時風俗と関係がある。