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<梨泰院殺人事件>「服の血が証拠」パターソン被告に20年刑

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.30 10:21
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真正面を向いて法廷に入った米国人アーサー・パターソン(36)が、2時間後にうな垂れた。「梨泰院(イテウォン)殺人事件」の真犯人として起訴された彼に有罪判決が下された瞬間だった。ソウル中央地裁は29日、パターソンに懲役20年刑を言い渡した。事件発生から18年9カ月後のことだ。

裁判長のシム・ギュホン部長判事は「パターソンは残酷な犯行をしながらも、1997年から今まで共犯のエドワード・リー(36)に責任を転嫁し、犯行を反省していない」とし「当時17歳だったパターソンに宣告できる最大の量刑は懲役20年刑」と述べた。また「犯行を衝動したリーも共犯だ。しかしすでに無罪が確定し、処罰することはできない」と述べた。

 
97年4月3日、今はないソウル梨泰院のハンバーガー店「バーガーキング」のトイレで、韓国人チョ・チュンピルさん(当時22歳、弘益大休学生)が刃物で数回刺されて殺害された。チョさんとともに犯行現場にいたパターソンとリーはお互い相手を犯人だと主張した。その後、殺人容疑で起訴されたリーは「証拠不十分」で無罪となった。凶器所持容疑で拘束されたパターソンは特別赦免で釈放された。米国に渡ったパターソンは検察の再捜査の末、昨年10月に韓国に身柄が引き渡された。

法廷で再会した2人は今回もお互い相手を犯人だと主張した。しかし結論は180度変わった。パターソンの両手と服を濡らしたチョさんの血が決定的な証拠となった。裁判所は「加害者が近づいて刃物で刺し、首の両側と胸の部分から相当な出血があり、攻撃回数も9回にのぼった。加害者の服と体に大量の血がつく可能性が高い」と説明した。事件当時、リーの服には少量の血が飛び散っていた。

血がつくことになった経緯に関するリーとパターソンの陳述に対し、裁判所は「リーは比較的一貫性があるが、パターソンの発言は何度も変わり、客観的証拠と合わない」と評価した。過去の1・2審で裁判所がパターソンの陳述に重きを置いたのとは反対だった。

リーの大きな体格(180センチ、105キロ)も今回はパターソンに有利に作用しなかった。解剖医が出した「傷の形態から見ると、チョさん(176センチ)より大きな体格の人であり、防御の跡がない点から見ると力が強い人」という意見は、過去の裁判でパターソンに有利に働いた。しかしシム部長判事は「体格だけで誰が加害者か判断することはできない」と明らかにした。尿をする姿勢によって身長は可変的で、酔った状態でカバンを持っていたチョさんの重心が低くなるうえ、刃物が鋭いため大きな力は必要ないなどの理由だった。

リーに対し、裁判所は「リーはパターソンが被害者を刃物で刺し、死亡させるかもしれないという点を十分に予想できた。リーはパターソンをあおった後、見張りをしたり、被害者の反抗を制圧するためについて行ったと判断される」と述べた。

裁判の後、チョさんの母イ・ボクスさん(74)は「犯人が捕まらず、ジュンピルにいつも申し訳ない気持ちで生きてきた。ようやく心が軽くなった」と語った。パターソンの弁護を引き受けたオ・ビョンジュ弁護士は「刃物を持ってトイレに入ったリーが犯人だ。控訴してパターソンの汚名をそそぐ」と述べた。

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