「低成長の長期化」韓国病を治す方法は構造改革のみ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.08 16:21
◆下降する世界経済と韓国の選択
2000年代序盤から中盤まで好況だった世界経済の成長率がグローバル金融危機以降3%台で足踏みしている。世界経済の低成長傾向はよく「新たな正常(new normal)」と呼ばれるが、長く見ると「正常への復帰(back to normal)」という性格が強い。昨年まで過去4年間の世界経済の成長率3.4%は、1980年からグローバル金融危機までの30年間の平均成長率と正確に一致する。最近が特に悪いのではなく、金融危機前の期間が非常によかったということだ。中国やインドのような新興国経済の高度成長、先進国の資産バブル、速いグローバル化などで、当時の世界経済は類例がない成長の勢いを見せた。