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【噴水台】金正恩の肥満

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.04 10:28
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1959年、ソ連の書記長ニキータ・フルシチョフがドワイト・アイゼンハワー大統領との首脳会談のために訪米すると、米中央情報局(CIA)は極秘作戦を展開する。フルシチョフが宿泊した部屋の便器をこすって大便のサンプルを採取したのだ。もちろん健康を調査するためだった。

それだけではなかった。CIAはモンテカルロのカジノのトイレのパイプに穴を開け、サウジアラビアのファイサル王の尿も採取した。

 
世界情報市場で外国指導者の健康は最高級の諜報だ。健康によって国の運命が分かれるからだ。

このためCIAは60年代から「医学心理分析センター(MPAC)」を置き、すべてのチャンネルを動員して数百人の外国指導者の健康をチェックしてきた。

2006年7月にキューバの独裁者フィデル・カストロが入院すると、「出血性潰瘍」と断定できたのも、蓄積してきた情報のおかげだった。キューバを訪問した伝説のボクサー、モハメド・アリとカストロの間の対話も決定的な手掛かりとなった。カストロが「最近、一日1500カロリーしか食べず、蛋白質は30グラムにもならない」と述べたということが、CIAの諜報網にかかった。またカストロはキューバを訪問したローマ法王ヨハネ・パウロ2世に「関節炎に患っている」と告白した。このような情報が集まって正確な図が描かれたのだ。

直接的な手掛かりがなければCIAはテレビの画面や新聞の写真を検討する。70年代に毛沢東の重病説が出ると、メディアに映った顔のシミの大きさや挙動を分析して健康を推定した。

1日に金正恩(キム・ジョンウン)第1委員長が4年前の80キロから120キロと40キロ増えた姿で現れて「新年の辞」を読んだ。体重のためか呼吸が荒くなり、発音も滑らかでなかった。肥満なら心臓病の危険が49%高まるという。さらに金正恩は愛煙家であり酒もよく飲む。心臓病で倒れる可能性がある。祖父の金日成(キム・イルソン)も、父の金正日(キム・ジョンイル)も心筋梗塞で死亡した。最近、国家安保戦略研究院が「今年は金正恩の健康問題で突発状況が発生する可能性に注目しなければいけない」と警告したのもそのためだ。

ただ、2001年にCIAは「世界指導者心臓疾患報告書」で変わった主張をした。先端医学のおかげで心臓病で犠牲になる指導者が減っているということだ。実際、70年以降の30年間、心臓病がある世界指導者115人を調査した結果、倒れた人の数は70年代の27人から80年代は19人、90年代は18になった。したがって「心臓病のために政権が交代するケースも減る」というのが結論だった。我々も吟味してみる必要がある。

ナム・ジョンホ論説委員

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