【グローバルアイ】新たな半世紀の出発点に立った韓日
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.04 07:59
韓日間の旧日本軍慰安婦交渉妥結の余震が大きい。一次的に被害者と支援団体が反発している。「日本のあいまいな責任認定と謝罪を『最終的かつ不可逆的な解決』として約束した外交的談合」と主張する。韓国野党は「屈辱交渉であり全面無効」とし「日本のお金ではなく国民募金で被害者支援財団を設立しよう」と述べた。
日本では保守勢力が反発している。安倍首相の謝罪と政府予算拠出をめぐってだ。安倍首相のフェイスブックには「幻滅を感じた」「今後は支持できない」という批判が続いた。ある右派政党の代表は「安倍外交の最大の汚点」と批判した。
朴槿恵(パク・クネ)大統領と安倍首相が直面した状況の程度は異なる。しかし両首脳は一つの船に乗った姿だ。合意の巡航のためには国内説得と状況管理が不可欠だ。後続措置がうまくいかなければともに打撃を受ける。今回の合意は同盟国の米国に対する公約というカラーもなくはない。韓日国交正常化50年を越さないという両首脳の決断は挑戦に直面している。