「財布開ける1億人のベトナム市場をつかめ」…イーマート・ロッテ「真剣勝負」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.30 17:09
今月28日、ベトナムのホーチミン空港近くのゴーバップ地域に新世界イーマート1号店がオープンした。2011年ハノイに事務所をつくった後に敷地を物色していたイーマートがベトナムで初めて手がけた店舗だ。すでにベトナムで11店舗を出したロッテマートもイーマート1号店のすぐそばに12号店を来年4月にオープンさせる。国内1・2位の流通業社が正面対決を繰り広げることになる。
それだけベトナムの内需市場は譲れない最も重要な市場になった。ベトナムは最近5年間で毎年5~6%の高成長を持続している。人口も多い。ベトナムの総人口は昨年末現在で9300万人ほどだが毎年の新生児数が100万人に及ぶ。韓国の2倍水準だ。しかも最近ベトナムに生産拠点をつくった外国企業が増えながら、現地の人たちの月給も上がった。ベトナム人は普通月給の60~70%を消費するので月給が多くなった分だけ消費力も大きくなったというのが業界の分析だ。パク・ビョングク大韓貿易投資振興公社(KOTRA)ハノイ貿易館副官長は「消費力が向上しながら自然に内需市場も拡大している」と話した。