建設・造船・鉄鋼・海運をのみ込んだ「グローバル沈滞」…ディスプレー・銀行・ホテル襲う=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.24 15:05
来年、企業の収益性悪化で債務償還に苦しむ業種が大幅に増えるという見方が出ている。中国の景気減速と国内景気沈滞などでディスプレー・銀行・ホテル業界などが危機を迎える可能性が高いという診断だ。
韓国信用評価は23日、来年の経営環境が「非友好的」な業種が評価対象全体の22業種のうち10業種にのぼると発表した。1年前(6業種)に比べ4業種増えた。長期脆弱業種の建設、造船、鉄鋼、海運、証券、割賦金融のほか、ディスプレー、銀行、クレジットカード、ホテル業種を追加した。「友好的」評価業種は原油安の恩恵を受ける2業種(航空、製油)にすぎなかった。残りは「中立的」だ。