韓国国防部「牡丹峰楽団の中国公演取り消し、北が核挑発も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.15 11:02
北朝鮮版ガールズグループ「牡丹峰(モランボン)楽団」の中国公演取り消しに関連し、核とミサイルを動員した北朝鮮の挑発の可能性が提起された。14日に国防部で開かれた下半期の全軍主要指揮官会議でだ。全軍主要指揮官会議は年に2回、国防部長官の主宰で軍の主要幹部が集まり、懸案と今後の重点課題を議論する会議体制。この日の会議には約140人が出席した。
国防部の当局者は「北の突然の牡丹峰楽団公演取り消しで朝中関係がまた冷え込む場合、わが軍は北の戦略的・戦術的挑発の可能性に留意するべきだという評価があった」と述べた。この関係者は「北は来年も核実験を試みたりSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を含むミサイル発射を継続すると予想している」とし「金正恩(キム・ジョンウン)が10日に水素爆弾発言をしただけに、韓米同盟のミサイル対応作戦遂行体系を発展させ、国防部と合同参謀本部が統合で対応態勢を維持することにした」と話した。