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LA~NYそしてソウル…車椅子旅行ガイドブックを作るハーバード大学生

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.10 15:05
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サンフランシスコ、ロサンゼルス(LA)、ラスベガス、グランドキャニオン、ニューヨーク、そしてソウル。ハーバード大学政治学部2年生のキム・ゴンホさん(22)が、昨年夏から車椅子で旅した場所だ。その過程で主要観光地やホテル、官公庁などを訪問し、各都市における障害者の安全・利便性などを細かく記録し評価した。ことし10月、米国20州に対する障害者用の無料旅行ガイドブックをつくってインターネットで公開した。現在は、来年6月に完成を目指している「ソウル版」の旅行本を製作している。

「障害はただの障害。だから『クール』に面白くつくってやろうと思った」

 
先月26日に会ったキムさんの表情にはいたずらっぽい笑顔があふれていた。キムさんは5年前、米国でスキーをしているときに事故に遭い、下半身麻痺になった。それでも「体が不自由なのは全く気にしてない」と話した。

「クール」な青年の旅は偶然始まった。キムさんは「昨年初めに米国旅行をしたとき、障害者のための施設はたくさんあるのに、それがどこにあり、どのように活用すべきかを教えてくれる情報が充分にないと感じた」と述べた。その年の夏休みを利用し、米国を横断しながら有名都市を自ら確認する計画を立てた。YouTube(ユーチューブ)には募金動画をアップして、旅行本製作のためのスポンサー探しをすることにした。

現実はそれほど易しいものではなかった。大学の友人は「就職準備やキャリアづくりで忙しいのに、なぜこんなことをするのか」と心配した。家族も反対した。しかし、キムさんの挑戦を応援してくれたのは意外な人物だった。ハーバード大学学部担当のドナルド・フィスター学長がキムさんのユーチューブ動画を見て学校関係者に電子メールを送って事情を説明した。そのおかげであっという間に有名人となった。キムさんは「思いがけない支援があったおかげで周辺の考えが変わりスポンサーも現れ、旅に出ることができた」と語った。昨年7~8月、韓国系のブラッド・リュさんら友人3人が交代で車を運転しながら写真と動画を撮り、キムさんは自身の体験を文章に書き記した。このようにしてガイドブック1000部を完成させ、今月末までオンラインで申し込みを受け付けて配付する予定だ。

最初の挑戦を終えたキムさんは、視線を母国に移した。ことし下半期に休学し、江南(カンナム)駅や光化門(クァンファムン)などソウル各地を記録している。障害者に生きた情報を伝えるという目標は米国版と同じだが、異なる点がひとつだけある。

「私はグルメ好きなので、ソウル版には河東館(ハドングヮン)や明洞(ミョンドン)餃子のような老舗飲食店をぜひ入れたい」。キムさんは車椅子に乗っても鍾路(チョンロ)や乙支路(ウルチロ)などで素晴らしい料理を味わえるというところを示そうとしている。そのため、出入口の傾斜が急だったり狭い店でも躊躇せずに車椅子で入っていく。

キムさんが見たソウルの中間評価はどうだろうか。地下鉄の場合、障害者用エレベーターなどの設備は米国よりも良いと親指を立てた。それに比べて、バスは障害者が乗車できるノンステップバスの本数が少ない上、いつ来るか分からないという点を指摘した。最も残念な場所は故宮だ。キムさんは「景福宮(キョンボックン)などは美しいが石畳で作られた内部には入りにくく景色を見ることができない。外側だけしか行けない」と指摘した。

次の目的地もすでに考えてある。中・高校時代を過ごしたベトナム・ホーチミンだ。「力がある限り世界を見て回り、障害者と非障害者が一緒に読めるような旅行本をつくりたい。欧州編の製作も夢」と述べた。

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    LA~NYそしてソウル…車椅子旅行ガイドブックを作るハーバード大学生

    2015.12.10 15:05
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    5年前に下半身麻痺となったキム・ゴンホさんは、来年6月に障害者の目線から書いたソウルの旅行ガイドブックを出す予定だ。キムさんは「グルメなど、障害者と非障害者が一緒に情報を得られるような本にしたい」と話した。
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