「車輪がついた製品は作らない」…SMの失敗で一時サムスンの不文律に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.10 11:04
サムスングループは1980年代から自動車事業進出を模索していた。韓国政府の反対により数回にわたり参入に失敗したが94年に許可を受け翌年3月にサムスン自動車を設立した。
個人的にも自動車への関心が大きかった李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長は自動車事業がサムスンの未来成長動力になると確信した。95年2月にロサンゼルスで行われた戦略会議で彼は「自動車事業はサムスンの21世紀新収益事業であり21世紀産業競争力の核心。21世紀には韓国が世界の自動車産業を主導していけるよう技術変化に対応しなければならない」と話した。李会長はサムスンの優秀人材を抽出してサムスン自動車に投じた。今回サムスンのスマートカー事業を指揮することになった朴鍾桓(パク・ジョンファン)副社長(55)もこの時合流した。