【取材手帳】苦々しいシャオミ熱風=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.09 11:57
ソーシャルネットワークサービス(SNS)を中心に、シャオミ(小米)熱風が激しい。最近出てきたファブレット「Redmi(紅米)Note3」は、4000ミリアンペアバッテリーに3ギガ(G)DRAMという高級仕様にもかかわらず「直接購買」なら20万ウォン前後で買える。シャオミは1万ウォンのイヤホン、スマートフォンと連動した電球、単位を思いのままに変えられる体重計など多様なアイデア商品も出している。ネットユーザーもシャオミを「大陸の実力」で呼んで称賛している。
だがSNSでのシャオミ称賛に必ずついて回るものがある。韓国の電子業界に対する軽蔑だ。最近あるメディアは「シャオミは、アップルとグーグルについて行くのに汲々としていた韓国の電子業界よりもはるかに創意的」としながら韓国企業を批判した。あるブロガーは「大企業がベンチャー企業の芽を踏んでしまう韓国ではシャオミのような企業が出てこられない」とも記した。事例は提示しなかった。