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「G2リスクにグローバル需要不振…自動車・半導体など韓国の輸出活力落ちる」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.08 16:08
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「韓国経済は危機を心配するほど対内外ともに深刻な状況だ」(権泰信韓国経済研究院長)

「米国の利上げと中国の景気失速リスクが存在し、緩やかな回復を断定するのは難しい」(康仁洙現代経済研究院長)

 
7日にソウル獎忠洞のバンヤンツリーホテルで開かれた韓経ミレニアムフォーラムの忘年会に出席した国内を代表する国策・民間研究院の院長7人は、来年の韓国経済について3%前後の成長を予想した。内需は消費増大と建設投資の拡大で小幅回復する見込みだが、世界貿易増加率の鈍化で輸出不振が予想されるからだ。半導体や自動車など国内主力業種の回復も遅いという見方を示した。成長潜在力拡充のためには新成長産業の規制撤廃、労働・公共部門の構造改革、家計負債リスク管理などが急がれると指摘した。

◆内需は小幅回復…輸出は不振

この日の忘年会には朴容晩(パク・ヨンマン)大韓商工会議所会長、朴炳元(パク・ビョンウォン)韓国経営者総協会会長、イ・ヨンソン国民経済諮問会議副議長、黄永基(ファン・ヨンギ)金融投資協会会長、玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)現代グループ会長らが出席した。

朴容晩会長は「経済回復は遅く、構造的な問題も相変わらずだ」とし「企業が法より厳格な基準で率先垂範するので、国民が経済先進化にまい進することを望む」と述べた。

康仁洙(カン・インス)現代経済研究院長院長は「16回目の忘年会を迎えた韓経ミレニアムフォーラムは、自由な討論と実践の場という役割をしてきた」とし「来年も経済は厳しいだろうが、会員の洞察力で克服していこいう」と述べた。

黄永基会長は「韓経ミレニアムフォーラムは副首相から長官、国会議員まで数多くの方々を輩出してきた」とし、この席を記憶してほしいという意味で「このメンバー(member、会員)リメンバー(remember、記憶する)」という乾杯の言葉を提案した。

続く講演では国策・民間研究院の院長7人が来年の経済に対する展望を発表した。金俊経(キム・ジュンギョン)韓国開発研究院(KDI)院長は「主要2カ国(G2)リスクのような対外リスク要因が浮上する中、家計負債や企業部門の問題整理など内部の柔軟性と対応力を高めるための構造改革は遅れ、対外衝撃に弱くなる可能性がある」と予想した。

来年の内需については小幅回復すると期待を表した。MERS(中東呼吸器症候群)事態で委縮した内需が政府の消費振興策で回復する姿を見せ、住宅分譲の増加で建設投資が増えているからだ。しかし家計の負債急増で消費余力が減ると予想される状況で「政府の追加的な浮揚策がなければ消費不振は続く」(金柱亨LG経済研究院長)という見方もあった。

輸出は今年のように不振が続くという予想だ。米国など先進国景気が回復するだろうが、グローバル需要を牽引するほどではないと判断されるからだ。中国の成長率低下やブラジルなど資源生産新興国の景気低迷は、韓国の輸出に直接的な打撃を与える要因という指摘が多かった。李一衡(イ・イルヒョン)対外経済政策研究院長は「中国経済の構造改革過程で中間財の需要が大きく減少するなど『グローバルバリューチェーン』の変化は世界貿易の鈍化を招くだろう」と述べた。


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    2015.12.08 16:08
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    ソウル獎忠洞のバンヤンツリーホテルで7日に開かれた韓経ミレニアムフォーラム忘年会で出席者が乾杯している。
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