安い、強い…中国産テレビが韓国市場攻勢(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.01 15:44
世界5位圏の中国テレビ製造会社TCLが韓国に上陸する。サムスンやLGなど世界1、2位のテレビメーカーを保有する韓国のテレビ市場に価格破壊をもたらすか注目される。
業界によると、TCLは最近、ロッテハイマートと販売代行協約を結び、今年のクリスマスシーズンを控えて初めて登場する。まず32・40・50インチのフルHD LEDテレビから出す予定だ。来年初めにはTCLの最新プレミアムラインの大型カーブド(曲面型)UHDテレビも導入する計画だ。
TCL本社の関係者は「世界最大テレビ市場の米国と中国でシェアが高まっているだけに、品質とデザインの面でサムスンやLG製品と比べてほとんど差がないと自信を持っている」とし「来年の韓国市場で売上高600億ウォン(約64億円)が1次目標」と述べた。2012年に韓国市場で「性能は落ちて価格だけが安い」という認識を与えた中国産「半額テレビ」ではないという説明だ。短所として指摘されてきたアフターサービス(AS)は東部電子に任せて解決することにした。