ラグジュアリージェネシス初作品「EQ900」…「現代自動車の技術力すべて盛り込んだ」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.11 11:31
静粛性も印象的だ。品評場内部は記者と現代自動車関係者ら300人余りが集まっていたが、車のドアを閉めると外部の騒音はほとんど聞こえなくなった。「3重騒音防止装置(ドア)」と「遮音ガラス(後部ガラス)」などを使ったおかげだ。走行中の騒音も画期的に減らした。
安全にも気を遣った。EQ900の車体には一般鋼板より重さは10%以上軽く強度は2倍以上高い超高張力鋼板が既存のエクウスより3.2倍(車体の51.7%)多く使われた。結合力が強い構造用接着剤使用もこれまでより2.3倍拡大した。現代自動車は「外部衝撃による車体のゆがみに対する剛性が以前より1.8倍強化された」と説明した。運転便宜性も改善された。国産車で初めて完全自律走行車の前段階となる高速道路走行支援(HAD)システムを装着した。デザインは既存のジェネシスのスマートさと躍動性に静粛性を加えた。だが、大幅な性能改善にもかかわらず、ジェネシス第2世代モデルとやや重なるイメージは負担だ。