黄炳瑞は4→3位、金己男は7→5位…また変わった北朝鮮の権力序列
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.10 09:00
北朝鮮の権力集団の序列がこの16カ月間に大きく変わった。7日に死亡した李乙雪(イ・ウルソル)人民軍元帥国家葬儀委員会委員173人と昨年7月の全秉浩(チョン・ビョンホ)労働党軍事担当書記葬儀委員89人を比較した結果だ。葬儀委員の順序が必ずしも権力序列を意味するわけではないが、名簿の順序が権力序列に近いというのが北朝鮮専門家らの説明だ。
鄭成長(チョン・ソンジャン)世宗研究所統一戦略研究室長は「北が発表する国家葬儀委の名簿は核心エリートの職責変動を把握するうえで非常に重要な資料」と述べた。労働新聞によると、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の最側近の黄炳瑞(ファン・ビョンソ)総政治局長は今回の李乙雪葬儀委員の名簿で3位だった。昨年は4位だった。朴奉珠(パク・ボンジュ)首相が4位で、粛清説が出ていた金己男(キム・ギナム)労働党宣伝担当書記はむしろ7位から5位に上昇した。最近、金正恩の現地指導に何度か随行している崔泰福(チェ・テボク)党書記も8位から6位に、金養建(キム・ヤンゴン)党書記も16位から14位に序列が上がった。