<プレミア12>韓国、日本に0-5完敗…大谷に6イニング10三振(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.09 09:25
0-2とリードされた5回表。韓国代表は絶好のチャンスを迎えた。朴炳鎬(パク・ビョンホ)の二塁打に続き、孫児葉(ソン・アソプ)の四球で無死一、二塁となった。日本代表の先発・大谷翔平(21、日本ハム)の額から汗が流れた。鹿取投手コーチが急いでマウンドに行き、大谷の状態をチェックした。
大谷は怪力で危機を乗り越えた。許敬民(ホ・ギョンミン)が送りバントの構えを見せたが、大谷はかまわず速球で押した。大谷の手からやや抜けた内角高めの速球だったが、許敬民はバットを引くこともできなかった。ファウル。2球目も直球だったがファウルになった。大谷は161キロの剛速球を投げ、韓国の打者をねじ伏せた。バントをする打者に直球を投げてもボールをとらえさせなかった。許敬民は4球目のフォークボールであえなく三振に倒れた。韓国代表のチャンスが空しく消えた。この日の完敗を要約する場面だった。