相変わらず安モノ・ぼったくり・不親切…「再訪したくない韓国」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.05 10:06
韓国の観光産業が危機を迎えたのは円安の余波が大きい。しかし後進性を免れない慣行が、さらに根本的な問題だ。安モノ・ぼったくり・不親切慣行は相変わらずだ。観光産業成長のカギは「再訪問(リピーティング)」だが、今のようでは韓国は安いから行く場所というイメージを払しょくしにくいように思われる。世界旅行・観光産業競争力の順位で日本・中国が最近、数ランクずつ跳ね上がった一方で韓国は後退した理由もここにある。
国内観光協会所属の加盟会社はソウルだけで5000社に達する。それだけ過当競争が激しく高級観光よりも安モノ商品があふれるほかはない。チョ・テスク韓国観光協会の国外旅行業委員長は「韓国は観光会社のダンピング競争が激しくて観光が産業で大きくない」として「日本・中国に観光客を奪われないようにするならば国家レベルで戦略的な観光振興計画を立てなければならない」と話した。それと共に「今はそれぞれ分かれている旅行・グルメ・ショッピングを、水が流れるように一気に楽しめる観光商品の現代化・高級化が必要だ」と強調した。