【社説】韓日中の連続首脳会議、会談のための会談はダメだ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.29 10:48
紆余曲折の末、31日の韓中首脳会談を始まりに韓中日、韓日首脳会議が来月1・2日の順で開かれることになった。今回の3回の首脳会議は、対立と協力の必要性が絡み合った中で開かれるため、いつになく微妙なことこの上ない。韓国は特に3回の指導者間の会談の契機になった韓中日首脳会議の主賓国だ。韓国の立場を積極的に見せると同時に、すべての会議が円満に回るようにする責任も負っていることになる。
今回の連続会合の中心格である韓中日首脳会議では、共通関心事である3カ国間の経済協力、特に自由貿易地帯(FTA)構築案が深く議論される公算が大きい。3カ国はすでに2012年韓中日のFTA交渉を始めた後すでに8回の会合を行った。偶然にも韓国は2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック、日本は2020年東京夏季オリンピック、そして中国は2022年北京冬季オリンピックを開く予定だ。たとえ場所と時期は違っても互いに情報を分かち合い助ける案も今回の3カ国首脳会談で議論に値するはずだ。