【中央時評】韓日中の首脳が会わなければならない(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.14 13:17
1905年、日本が乙巳勒約により韓半島(朝鮮半島)支配を始めてから110年が過ぎた。日本が結局崩壊して韓民族が渇望していた解放の感激を迎えてから70年、しかし世界で唯一の分断国家として残ってから70年の歳月が流れた。
帝国主義と全体主義の波が過ぎ去り戦後の冷戦秩序も崩れたが、北東アジアはいまだ協力と共存の体制を構築できていない。欧州が第2次世界大戦の傷痕を踏み越えて51年に欧州石炭鉄鋼共同体、58年欧州経済共同体、67年欧州共同体、92年欧州連合(EU)、99年ユーロ貨幣導入で着実に協力と統合を確かめてきたのと対比される。
北東アジアは韓国・中国・日本の間に政治・経済依存と競争構図が共存しており、域外強大国である米国・ロシアと統制の難しい北朝鮮まで合わさって問題が複雑だ。最近では中国の経済・軍事的な台頭、日本の右傾化、高まる民族主義で国家間の対立がより大きくなった。歴史問題、領土紛争は依然として韓中日の最大摩擦要因だ。