米中、海洋対立が激化…米駆逐艦の南沙諸島進入に中国が反発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.27 17:51
米国と中国が南シナ海で正面衝突の様相を呈している。米海軍駆逐艦が中国の人工島12カイリ(約22キロ)以内に進入すると、中国が強い反発に出たためだ。
AFP通信は米国防総省当局者の言葉を引用して米海軍駆逐艦「ラッセン」が27日午前、南シナ海の南沙群島(スプラトリー諸島)にあるスービ礁(中国名・渚碧礁)12カイリ内で航海したと報じた。中国が昨年、南シナ海に人工島を建設して以降、米艦艇がこの領海に進入したのは今回が初めてだ。横須賀港を母港としている「ラッセン」は9200トンのアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦で1999年に第7艦隊に配備された。ことし3月、韓米合同海軍の交流拡大とトクスリ(FE)演習に参加するために韓国の東海港(トンヘハン)にも入港した。