潜水艦1隻輸出でソナタ1万8000台効果…安保も創造経済(3)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.10.26 15:05
◆国内はB2G、輸出はG2G製品
軍需製品は特性上、企業だけの力では輸出の道を開拓するのが難しい。軍需製品は国内市場ではB2G(企業・政府間取引)商品だが、輸出入ではG2G(政府間取引)商品となる。購買の主体が相手国の政府であるため、経済協力、技術移転、同盟関係強化など政治・経済・外交的要素が伴ってこそ輸出契約書にサインを受けることができる。
同盟関係が形成されなければ輸出入の意思の打診も難しい。例えば中東のある国に攻撃用ミサイルを売れば、その周辺国が外交と通商の問題を提起する。業界のある関係者は「防衛費の引き上げが負担となる東南アジアや第3世界を対象に技術移転などを前面に出して輸出の道を広げる戦略をしてこそ、軍需産業先進国の間でニッチ市場の開拓が可能」と話した。