イルマの音楽に魅了され、ハングルまで習うことになりました
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.22 13:26
「どんな文芸コンテストのテーマが出てくるのかすでに気になります。難しくなければいいですね」(フリスティナ・ドセフェーバ、ブルガリアのソフィア大学3年、女性)。
20日午前9時(現地時間)、オーストリアのウィーンにある韓国人文化会館の講堂。窓の向こう側には美しい湖が穏やかに広がっているこの場所に、欧州地域15カ国の大学生35人(男性4人、女性31人)が集まった。成均館(ソンギュングァン)大学が主催した「第2回の中東欧州成均ハングル文芸コンテスト行事」に参加した学生たちだ。彼らの公用語は韓国語だった。初めて会った学生たちの間でも韓国語で挨拶を交わし会話していた。主に韓国学を専攻したり韓国に関心を持ったりして言葉や作文を勉強してきたからだ。
巻き物が広げられ文芸コンテストのテーマが公開された。「遺産」だった。今回の行事の委員長をつとめた成均館大のソン・ジェホ教授(法学)の説明が続いた。「子孫に引き継ぐ多様な資産からオーストリアのシェーンブルン宮殿のような人類文化遺産まで、率直で自然な自身の考えを表現すれば良いです」。