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【時論】映画祭で賛辞受けても上映されにくい映画=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.14 13:20
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外国映画輸入配給会社のM社長は映画界の隠れた伝説だ。彼は映画の輸入、配給、制作とジャーナルまで事業をやってきた。M社長ほど韓国映画界の発展と苦しみ、変化と退行を目撃してきた人も珍しい。昨年彼は第2の人生を始めた。芸術映画専門の輸入配給会社を設立したのだ。厳しい道だということを知りながらも芸術映画輸入会社を作った理由は、自分の専門性を生かして韓国の映画市場の構造を少しでも改善させたかったためだ。彼が考える構造の正常化とは一言で「多様性の回復」だ。彼の映画会社は主に欧州や日本の芸術映画、非商業映画、低予算商業映画を輸入配給する。彼は劇場街でハリウッド映画と韓国映画ばかりが大手を振るう現状を非正常と考える。彼には韓国映画のシェアが40~60%線で高止まりするのも良いことばかりではない。

1年間に韓国に輸入され上映された芸術系映画作品が見せた観客動員数はやや心苦しい水準だ。それでも記憶されれば幸いだ。『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』や『フレンチアルプスで起きたこと』『ホワイト・ドッグ』『エヴァの告白』『ヴィンセントが教えてくれたこと』などがそんな作品だ。だが、これらの映画も評壇の歓呼と支持が続いただけで商業的成果はわずかだった。韓国に輸入される芸術映画の相当数がこうした待遇を受ける。問題はこうした類の作品がいまではほとんど観客に会うことができない状況に陥っているということだ。外国映画の輸入配給会社がほとんど枯死直前に置かれている。彼らはこの20年で最近の1~2年が最悪だと口をそろえる。もう廃業して映画事業から完全に手を引くことまで考えている人が多い。実際にハリウッドの大手配給会社役員まで務めたPさんの場合、フランスの家族映画『プチ・ニコラの夏休み』を輸入した後に激しい消化不良を起こし現在蟄居中だ。多くの知人が彼の専門性を惜しがり再起を促しているが、市場自体がすでにそうした人材を退出させる雰囲気だ。

 
こうした状況にまで追い込まれたのは韓国の大手映画会社と彼らが運営するマルチプレックスチェーンのスクリーン寡占のためだ。自分たちが作って流通させる映画にだけスクリーンを渡すことで小さな外国映画は立つ場所を失っているのだ。大手チェーン劇場は面目を保つために「アート館」を運営したりもする。韓国最大のマルチプレックスであるCGVは「CGVアートハウス」を通じ韓国で上映される芸術映画、非商業映画に機会を与えている。だが、結局芸術映画まで大手映画会社と大手劇場チェーンが独占しようとしているとの非難を浴びている。実際に外国映画輸入会社関係者らはCGVアートハウスが上映してくれるかどうかで命運が左右される。彼らはやむを得ず「彼らは私たちの永遠の甲」といいながら愚痴混じりの告白をする。スクリーン寡占問題を解決しなければ真っ先に外国映画輸入会社が相次いで倒産し、そうしてひとつの軸が崩れ始めれば韓国映画市場もやはりドミノ倒しのように崩壊しかねない。


【時論】映画祭で賛辞受けても上映されにくい映画=韓国(2)

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