<栄辱の韓日戦半世紀>(中)野球…日本と戦いながら強くなった韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.24 10:52
韓国野球は日本と戦いながら成長した。1950年代から始まった対戦で数え切れないほど負けたのは当然だった。日本は1870年に野球を始め、1936年にプロ野球をスタートさせた。一方、韓国に野球が入ったのは1904年であり、1960年代まで「草野球」から抜け出せなかった。先に野球を始めた日本は国際競争力を高めて発展し、韓国は日本を目標にして急成長した。
野球の韓日戦の始まりは皇城キリスト教青年会(YMCA)の日本遠征だった。朝鮮最強だったYMCA野球団は京城のすべての日本人チームに勝った後、1912年11月に日本に渡った。韓国スポーツ史上初めての日本遠征だった。朝鮮野球史は「日本を征服するという決心で選手の血が沸くようだった」と表現している。