【社説】韓国政府の債務管理の意志は疑わしい
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.09 13:07
国の負債が増える速度が恐ろしい。韓国政府が昨日確定した2016年度予算案によると、国の債務は1年間に40兆1000億ウォン増え645兆2000億ウォンに達する見通しだ。過去初めて国内総生産(GDP)の40%を突破することになる。年間に国債利子だけで18兆ウォンを払わなければならない。2000年に111兆ウォンにすぎなかった国の負債は昨年595兆1000億ウォンまで増えた。特に2008年の金融危機以降の増加スピードが急だ。国の債務がGDPの30%台から40%台に増えるのに7年しかかからなかった。
韓国政府もこれを意識して来年度予算を保守的に編成したと強調する。崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相は、「景気が厳しく税収が多くないと考え収入と支出増加率を当初より大幅に低めた」と説明した。中長期的に財政改革と構造改革を推進して財政健全性を回復するという約束もした。