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【社説】釣り船転覆事故…セウォル号惨事すでに忘れたのか=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.07 15:53
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済州(チェジュ)湫子島(チュジャド)で5日に発生した釣り船転覆事故でまた多くの人命被害があった。船に乗っていた乗客のうち3人は救助されたが、10余人は死亡または行方不明だ。海洋警察は海上哨戒機まで動員して捜索作業を行っている。しかし正確な乗船者数を把握できないなど海上事故への対処が依然として十分でないことが分かった。昨年セウォル号惨事が発生したが、乗船管理は改善できていなかったのだ。

事故が発生したトルゴレ号には船長や釣り客など19人が乗っていたと推定されるが、出港申告に提出された名簿には22人が記載されている。このうち4人は乗船せず、生存者の1人は乗船者の名簿になかったという。出入港時に乗船者の名簿を確認する手続きが徹底されていないためだ。事故船舶との交信が途絶えた後、初期対処が徹底されていなかったことも問題点に指摘されている。5日午後7時ごろ湫子島新陽港を出港したトルゴレ号は7時38分を最後に通信が途絶えた。当時、豪雨注意報が出ていた事故海域には強風が吹き、連絡が取れても救助が非常に難しかったという。しかし位置追跡がきちんと行われず、11時間近く船にしがみついていた乗客の多くは救助されなかった。

 
乗船者のほとんどが豪雨と強風にもかかわらず救命胴衣を着ていなかったことも犠牲を増やしたとみられる。生存者の陳述によると、救命胴衣が雨に濡れて湿っていたうえ、管理状態が十分でなかったという。関連法によると、釣り漁船業者と船員は安全運航のために乗船者全員に救命胴衣を着用させなければいけない。もし乗客がこれを拒否すれば船長は制裁を加えることができる。しかしレジャー船舶に乗船する人々の相当数は船に乗ると救命胴衣を脱いでしまうのが現実だ。

韓国の釣り人口が600万人にのぼるなど、レジャー産業に対する関心と熱気も高まっている。疲れた日常生活から抜け出し、自然と呼吸するのは楽しいことだ。しかし安全に対する警戒心はいくら強調してもし過ぎることはない。セウォル号惨事をすでに忘れたのか。安全は当局と個人がともに守る時に可能だ。

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