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「チャイナサイクル」の逆流…韓国も中国の本格沈滞に対応するべき(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.08.31 11:48
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◆中国産業界、供給過剰にうめく

問題は多い。鉄鋼・自動車・家電、さらに情報技術(IT)にいたるまで、中国産業界は今、供給過剰に苦しんでいる。これ以上の投資余地はない。不動産市場は沈滞が続き、超高速成長に寄与した地方政府は負債のため身動きが取れない。輸出は今年上半期0.9増にとどまった。中国経済を牽引した投資と輸出が行き詰まったのだ。人民元の切り下げは決定的な「一発」だった。「景気浮揚の最後の手段である為替レートにまで手をつけなければいけない状況」という分析が広がり、世界金融市場は揺れた。

 
もう一つの側面は政府と市場の「大きな戦い(Big Game)」だ。この戦いの勝者はいつも政府だった。政府は常に自信があった。習主席は「成長率10%でない中高速成長(7%前後)でも雇用創出と民生安定を実現できる『ニューノーマル(新常態)』時代がきている」と楽観した。しかし今回の株価事態では違った。「見える手」はいつも市場の力に押された。政府が動いて投資をすれば、マクロ経済がすぐに熱くなる過去の国家主導の経済システムが限界に直面したという兆候だ。「中国高成長時代の終末」という言葉が出ることになった最も直接的な理由だ。さらに今回の事態は「経済がハードランディングすることもある」という信号を与えるのに十分だった。このように中国経済システムの虚弱性が露出し、西側メディアはこれを看破したのだ。

昔の中国ではない。現在、中国が世界GDPに占める比率は約15%だ。日本が不動産バブル崩壊で危機に直面した1990年代初めと似た水準だ。さらに中国と世界の経済は当時の日本とは比較にならないほど緊密に連結している。「チャイナサイクル(中国により引き起こされた世界成長周期)」はこれを表現した言葉だ。過去15年間、世界経済はこのサイクルに乗ったといっても過言でない。

◆2001年WTO加盟で「世界の工場」に浮上

サイクルの開始は2001年の世界貿易機関(WTO)加盟だった。中国はWTOに加盟し、対外貿易環境が良くなり、輸出が増えた。数年間、輸出増加率は20-40%に達した。中国はうれしい悲鳴をあげた。「世界の工場」という言葉も当時に出てきた。IMFの統計によると、2000年から2014年まで、世界GDP成長に占める中国の役割は約28%にのぼった。特に世界が金融危機に苦しんでいた2007-2009年にはなんと50%に迫ったりもした。西側が中国に「白騎士爵位」を授与した時だ。

真っ先に「チャイナサイクル」の恩恵を受けた国は韓国・日本・台湾など周辺の東アジアの国だった。世界の工場である中国に部品を供給できたからだ。部品は韓国で、組み立ては中国で、消費は米国で行われる分業構造だ。これらの国の対中国輸出のうち中間財(半製品・部品)が占める比率は現在でも60-80%にのぼる。

続いてロシア・ブラジル・豪州など資源富国が中国成長の恩恵を享受した。中国は大量の資源を消費した。英国に本部を置く世界金属統計局の資料によると、中国は現在、世界アルミニウム消費の約54%を占めている。ニッケル(50%)、銅(48%)、亜鉛(46%)なども中国が吸い込んだ。中国が市場に現れれば価格は暴騰した。豪州の輸出の約3分の1が中国に向かった。2009年以降、中国は米国を抜いてブラジルの最大貿易パートナーとなった。中国と資源富国の蜜月は2003年「ブリックス(BRICs)」という言葉も生み出した。

(中央SUNDAY第442号)


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