米中の軍事用ドローン競争(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.20 10:46
中国は極超音速ドローンの開発を加速化させている。米国が2013年マッハ5.1を出すことのできる「X-51 Waverider(ウェーブライダー)」の試験飛行に刺激されたものだ。米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)は2023年までにX-51の開発を終えると発表した。サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国は昨年から今年6月までに最大速度マッハ10.1の極超音速無人機「WU-14」を4回にわたって試験発射させた。米国X-51 Waveriderの2倍の速度だ。WU-14は極超音速ミサイルにも転用することができ、米国のミサイル防衛(MD)網を無力化させることができる。
米国は人工知能を搭載して自ら作戦を遂行できる次世代ドローン「X-47-B」を2019年実戦配備する計画だ。米国は現在、ステルス・垂直離着陸など最先端技術が集積されたドローン7000台余り(米立法運動団体FCNL推算)を運用して技術力で中国を上回っている。無人偵察・攻撃機「MQ-1 Predator(プレデター)」と大型無人攻撃機「MQ-9 Reaper(リーパー)」などを運用している。高高度ステルス偵察機「グローバルホーク」も実戦に活用している。すでに空母用ドローンを配備して世界を監視・打撃できる能力を保有しており、無人機編隊運用および有・無人合同編隊運用戦術を開発している。