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【社説】光復節祝辞、物足りないが実利と柔軟性は評価できる

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.08.16 10:11
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言葉は意志の表現であり行動の予告だ。朴槿恵(パク・クネ)大統領の70周年光復節祝辞もやはりそうだ。国家元首としての意志を見せ、今後の国政方向を内外に明らかにした。70周年という数字の象徴性、北朝鮮の地雷挑発、不十分な安倍談話などを意識し熱い対北朝鮮・対日メッセージを期待した人たちは残念に思うかも知れない。

国民の胸をときめかせたり疲れた心をなだめるには足りない面もあるが、盛り込むべき内容は概ね入った。改革と経済復興に対しては従来の立場を再確認し、北朝鮮の挑発に対する断固とした報復とともに人道的次元の交流と対話の余地を開いておいた。特に年内の離散家族名簿交換を提案したことは人道的交流の象徴的な事例だ。

 
安倍談話に批判を自制して、歴史問題には原則的に対応するものの安保・経済・社会では協力するというツートラック方針は従来に比べ柔軟で実利的にみられる。過去形謝罪に未来形で答えたわけだ。これに対し「安倍首相に免罪符を与えたもの」と非難するのは偏狭の至りだ。韓日関係はこれ以上放置できないほど悪化している。変わらない安倍首相にいつまでもわだかまっているべきだろうか。

南北と韓日関係ともに原則と実用並行路線を採択したことは望ましい。対外関係で特定懸案の解決を対話の先決条件とするのは賢明でない。すべての問題がそのひとつの前提条件に釘を刺されたまま身動きできなくなるためだ。そうした意味で北朝鮮と日本に向け対話の姿勢を堅持したことは肯定的に評価できる。

いま韓中日を軸にする北東アジア情勢はいつになく微妙になり不安になった。平和でなければならない太平洋では米国と中国の対決構造がますます鮮明になっている。日本は米国との同盟を通じ対決構造のひとつの軸に加勢した。韓国が「決定的選択」をしなければならない日がいつ近づくかもわからない。韓国が柔軟性と実利を追求するほかない背景だ。

国内状況を見ても韓国は70周年光復節を慶祝ばかりできる状況ではない。一言で危機状況だ。成長動力が冷め日本型長期不況の兆しが大きくなっている。韓国政府の危機管理能力や業務力も顕著に落ち込み、なにかが起きるたびに右往左往だ。これが国民の不安感をあおっている。政治・経済・社会そして公共と民間各部門で“金属疲労”が蓄積しつつある局面だ。ここに二極化・高齢化が濃厚な暗い影を落として久しい。翼を大きく広げて飛ばなければならない青年たちは就職用のスペックを積むのに振り回され元気がなくなっている。挫折と閉塞という幽霊が韓国社会を不吉にぐるぐる回っているのではないか。何か画期的で創意的発想を通じた根本的改革なしではいつ奈落に落ちるかもわからないという懸念が大きくなっている。

残ったのは行動だ。祝辞のうち「一貫した誠意ある行動」は日本に対する要求だけにとどまらない。私たち自らに向けられた表現でもある。朴槿恵政権は4大改革、南北関係と韓日関係改善、創造経済と文化隆盛など、自ら提示した国政課題を一貫して誠意を持って実践しなければならないためだ。それでこそ未来の政権が光復(解放)80周年、90周年、ひいては100周年の時に今年の祝辞を教科書とすることができる。

私たちが願う未来は時間が流れたから訪ねてくるものではない。「未来」の字が入った官庁を置いたからとできるものでもない。国民みんなが過去を踏みしめ激しく進んでこそ成就できるのが未来だ。「新しい跳躍のための大長征」は祝辞の活字にとどまってはならない。(中央SUNDAY第440号)



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