<外交が力だ>(1)旧韓末救国外交…「1人公館」孤独な外交戦(上)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.12 16:30
1905年5月16日付の英国日刊紙ダンディーイブニングポスト(Dundee Evening Post)5面に「窓ぎわの顔-ある外交官の悲劇的で名誉ある孤独」という題名の記事が掲載された。記事はこのように始まった。「過去数週間、彼は毎日のように公館上層の窓側のカーテンの後ろに立っていた。再び戻らない祖国のことを考えて何時間もその場を守っていた」。
「彼」とは4日前に自ら命を絶った大韓帝国の駐英代理公使、李漢應(イ・ハンウン、1874~1905)だ。