<ロッテ経営権紛争>親族3人が長男の辛東主側に(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.31 11:33
辛総括会長と最初の夫人の故ノ・スンファ氏の間に生まれた辛英子理事長は今日のロッテ百貨店を育てた主人公だ。73年にロッテホテルに入社し、79年のロッテ百貨店設立当時も父と一緒にした。その後、ロッテショッピングの成長に30年近く力を注いだが、2006年の上場を控えては登記役員から抜けた。
辛東彬会長は登記役員を維持した。2012年には経営から退き、ロッテ福祉財団・ロッテ奨学財団・ロッテ三同福祉財団など社会貢献活動のみ担当している。辛理事長と日本に同行した娘の張ソン允(チャン・ソンユン)氏(44)もソウル明洞(ミョンドン)「AVENUEL」開館を主導するなどロッテショッピングの取締役として活躍したが、一線を離れて昨年10月にロッテホテル常務に復帰した。