内需に限界感じた日経のグローバル構想…「収益よりも影響力」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.07.28 10:52
日本の日本経済新聞(日経)の英国フィナンシャルタイムズ(FT)買収が発表された23日。FTは発表が行われた午後3時(現地時間)まではインターネット版のトップ記事に「ドイツのメディアグループ、アクセル・シュプリンガーのFT買収有力」という記事を掲載した。日経側が電子メールを回して買収の事実を知らせた後に記事を修正した。売却当事者であるFTの記者たちも最後の瞬間までどこに買収されるのか分からなかったほどにFT買収戦はドラマチックだった。
FTの記者たちはツイッターに驚きだという反応を上げた。「私たち売られたの?皆でテレビ前に集まっているけどクリケットを見ているのかと思ったよ」(ジョシュア・チャフィン欧州ニュースエディター)。日本の報道機関に売却されることについてのパロディも混じっていた。「私はそれも知らずに一日中ドイツ語の勉強をしていたが…」(ピーター・スピグル記者)。「今からコラムは全てアニメーションで作ろう」(ロバート・アームストロング首席論説委員)。2009年にロイターに転職したピーター・ラーセン記者は「1987年(FTの親企業である)ピアソングループはFTの本社建物を日本の買収者に売って新聞は守った。今度は、建物は守り新聞を売った」と記した。