【取材日記】ユニバ優勝…韓国大学スポーツの現実は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.15 09:55
14日に閉幕した光州(クァンジュ)ユニバーシアードは韓国スポーツ史に意味のある記録を残した。金メダル47個、銀メダル32個、銅メダル29個と、夏季大会史上初めて総合優勝を果たした。開催国の利点を勘案しても、総合国際大会で韓国が世界1位になったのは意味ある結果だ。
しかし「ユニバ総合優勝」の裏には韓国大学スポーツの冷たい現実がある。韓国は「来年のリオデジャネイロオリンピック(五輪)の前哨戦」とし、ソン・ヨンジェ(新体操)、キ・ボベ(アーチェリー)、イ・ヨンデ(バドミントン)など多数の国家代表選手を出場させた。一方、今大会にはエリート選手ではなく一般大学生を出場させた国も多かった。練習場所がなく川で水泳の練習をしても、装備がなくて韓国から借りても、選手たちは大会自体を楽しんだ。