韓国の大学生、「デート暴力」に外国よりも寛大
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.08 11:34
日本のドラマ『ラストフレンズ(2008)』は、恋人の宗佑から常習的に暴力を受ける女性・美知留の話が含まれている。区役所公務員の宗佑は幼い頃に家庭内暴力を受けて育ち、大人になった後は恋人を絶えず疑いながら暴力を振り回す。美容室アシスタントとして働く美知留は、常に殴打や言葉の暴力を受け、監視されながらも宗佑から離れられない。
デート暴力は各国で起きている。私生活の監視や暴言といった見えない暴力だけでなく、相手を直接殴ったり棒でたたいたり刃物のような凶器を使って傷つけるケースも少なくない。三育(サムユク)大学のソ・ギョンヒョン教授(相談心理学科)が韓国(326人)・モンゴル(200人)・フィリピン(312人)・ロシア(200人)の大学生1038人を対象に調査した結果、韓国の大学生の35.9%、モンゴル30.5%、フィリピン48.5%、ロシアの77.0%が「デート暴力を加えた経験がある」と答えた。