10月開場の韓国初ドーム球場に行ってみると(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.03 10:16
「韓国初のドーム球場」であるソウル・九老区(クログ)の高尺(コチョク)ドームが完工を目前にしている。今月1日午後、高尺ドームを訪ねた。ドーム内部では応援ステージの設置作業の真っ最中だった。一部の外野席の設置が完了していないのを除けば今でも競技を行うことができそうだった。この時点の高尺ドーム工程率は99%。ソウル市のキム・ウィスン観光体育局長は「今年10月には高尺ドームを市民に開放できるだろう」と話した。
ドーム球場らしくまず初めに目についたのは屋根だった。開閉が不可能な高尺ドームの屋根は日本の東京ドームと同じ形態だが、東京ドームより5メートルほど高い。鉄骨構造物を建てた後、テフロン(Teflon)材質の白色半透明膜で屋根を覆った。時々近くの金浦(キンポ)空港を行き来する飛行機の巨大な影が映写機のように映る姿が異色だった。