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貯水池・地下水…北朝鮮、「最悪の干ばつ」と戦争

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.30 16:47
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「最悪の干ばつを乗り越えろ」。北朝鮮が昨年に続き今年も干ばつと戦っている。今年は昨年より心配が深い。昨年の干ばつの影響で田植えの水が不足しているからだ。

北朝鮮の朝鮮中央通信は6月8日現在、全国的に44万1560町歩(1町歩=3000坪)で田植えをしたが、13万6200町歩で枯れつつあると報じた。被害が最も大きい地域は穀倉地帯として知られる黄海南北道と平安南道、咸鏡南道など。黄海南道は田植えをした面積の80%、黄海北道は58%が乾いた状態だ。国連食糧農業機関はコメをはじめとする北朝鮮の今年の穀物収穫量が12-26%減少すると予想している。

 
北朝鮮は昨年からこうした事態に備え、いくつかの方法を動員してきた。貯水池など建設して流れる水をためたり、井戸を掘ったり、地下水を吸い上げたりした。何よりも北朝鮮は昨年、最悪の干ばつを克服した最も大きな要因に圃田担当制を挙げる。圃田担当制は金正恩(キム・ジョンウン)第1書記体制に入って導入された制度だ。過去、北朝鮮では数十人から100人程度まで共同で農作業をし、生産物をほとんど国に納めた。しかし現在は10-25人で構成されていた分組を家族単位の3-5人に分けて「圃田」と呼ばれる田畑を作り、一部は税金として納め、残りは実績に基づいて個人が保有する。

個人が保有できるため、農民は増産のために汗を流した。北朝鮮農業科学院農業経営研究所のチ・ミョンス室長は28日、「圃田担当制の導入で、昨年、干ばつとなった不利な気候条件でも穀類が増産された」と説明した。平均主義より成果主義が良いということを北朝鮮も知ることになったのだ。こうした努力の結果、昨年は干ばつにもかかわらず、穀物収穫量が571万トンと、2013年に比べ5万トン増えた。

今年は干ばつと戦うために水節約型農法を本格的に導入する。金正恩第1書記は今年の新年の辞で「農業部門は水節約型農法をはじめとする科学農法を積極的に取り入れるべき」と指示した。乾いた土地を耕した後に田植えをし、一つ一つに水をやる方法だ。水を張って田植えをする従来の方法とは違う。昨年、黄海南道白川郡はこの方法を導入し、2013年に比べ、水の消費量を減らしながらも生産は7000トン増やしたという。

水節約型農法などで干ばつを乗り越えても心配がなくなるわけではない。北朝鮮の本当の心配は洪水だ。在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)機関紙の朝鮮新報によると、パク・ヨンナム平壌順安区域協同農場管理委員長が「水節約型農業などで干ばつは何とかなりそうだが、梅雨に雨が降れば…」と心配する部分も出てくる。「干ばつには終わりがあっても梅雨には終わりがない」という言葉もある。干ばつは深刻な状況でもいくらか得られるが、洪水になると何も得られないということだ。

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